土屋公雄のブログ

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マルレーネ・デュマス展
東京都現代美術館でのマルレーネ・デュマス展は、ゆったりとした空間の中で、それら作品のイメージを忠実に、個々の自立性も明快に体感できるよう、贅沢でエレガントな展示となっていた。またデュマスのような絵画の持つ、混沌と沈黙にも細心の注意がなされ、適度の緊張感の中で絵画を体験できるよう空間構成されていた。
やはりアートは、そのオリジナルを体全身で受け止めてこそ、見えてくるものがある。僕などは、その作品を確認する上でも、あえて目を閉じ、オリジナルと対峙することがある。リアリティーとは、作品の質が高ければ高いほど存在感を増すものだ。
デュマスの作品群にも、その力は十分感じられた。
彼女の描く人物には、常にエロスと死の影が付きまとい、生を表現することで死の世界を、光を捉えることで、深遠なる闇の世界に引きずり込む誘惑がある。
最近の僕は、「死」以上に「闇」の世界が怖くてたまらない。
たしかにデュマスは、感情を持って「闇の世界」を我々に突きつけている。

美術が力を無くしている今だからこそ、美術館には感情を震わす展覧会を企画してほしい。メッセージを持った展覧会には、観客は来ないものだ。  だが、それも必要だ。


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Date : 2007.06.27 Wed 00:32  展覧会| コメント(1)|トラックバック(0)
 

  

 

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